テープリライターの資格と仕事について
テープリライターの資格と仕事について
テープリライターの仕事概要
インタビューや対談などの録音テープを、読むやすい文章に書き起こすのがテープリライターの仕事です。雑談・書籍、新聞以外にも、自治体や企業のセミナー、講演会、会議など活躍の場は多彩。自宅で仕事ができ、結婚・出産後も続けられるのが、何よりも魅力です。
テープリライターの仕事内容とは
雑誌や書籍などの印刷物をよく目にするインタビューや対談の記事。以前こうした原稿は、その場に速記者が立ち会って話した内容を書き取っていましたが、今ではカセットテープに録音するのが普通になりました。そうしたテープを聞いて、正しく読むやすい文章に仕上げるのがテープリライターの仕事です。しかし、単に聞いたままを書くのではなく、「あー」「えーっと」などの不要な言葉を削ったり、省略された主語や述語を補ったりして、話し言葉をきちんとした書き言葉に直します。専門用語や固有名詞を聞き取り、間違いなく表記することはもちろん、正しい日本語の表現力、豊富な語彙力が求められます。また、プロとして通用するには、60分テープ1本を6時間程度で仕上げるスピードが目安とされています。一般的には、専門学校や通信教育で勉強し、修了試験に合格後、人材派遣会社に登録したりフリーとして在宅で働く人が多いようです。通信教育では、基礎から学ぶことができるので、まったくの初心者でもチャレンジできます。
テープリライターの活躍の場は
雑誌・書籍、新聞をはじめ、広報、会報、社内報、作家の口述筆記など、手がける内容は非常に多彩。出版社・編集プロダクションといったマスコミ業界はもちろん、全国の自治体や企業、各種団体が主催するセミナー、講演会、会議、裁判所や弁護士事務所など、以前は速記者のフィールドだった分野でも、テープリライターのニーズは高まっています。在宅で仕事ができ、テープや完成した原稿の受け渡しも宅急便などで行うケースが多いため、主婦業と両立させている人も少なくありません。「マスコミ関係で働きたい」「結婚後も長く続けられる仕事がしたい」という女性にとっては、要注目の仕事といえるでしょう。
テープリライターは、こんな人に向いている
作家やライターのように自分で文章を創作するわけではありませんが、やはり、文章を書いたり読んだりするのが好きな人に向いています。テープリライトにおいてもっとも重要なのは、何といっても正確さです。テープの内容は、政治・経済から映画、音楽などまで多岐にわたるため、正確に書き起こすためには、できるだけ幅広い知識を備えておくことが必要です。そして、もし知らない言葉やわからない用語が出てきても、勝手に書き換えたりいい加減に書いたりせず、しっかりと調べる慎重さが欠かせません。プロとして安定収入を得るには、締め切りを守るなどのルールはもちろんのこと、常に一定レベルのクオリティを保ち、依頼主との信頼関係を築くことが重要です。
テープリライターの仕事に就くまでには
専門学校や通信教育などで勉強
↓
講座修了後、「テープリライター」修了試験を受験、合格
↓
・人材派遣会社などに登録して「テープリライター」として活躍
・出版社、編集プロでクションなどからフリーで仕事を受ける
就職・転職に備えるテープリライターの仕事ファイル
◆テープリライターになるには
通信教育や専門学校で勉強し、修了(認定)試験等に合格後、提携団体の登録制度や職業サポートを活用して、仕事を見つけるのが一般的です。実務経験を積むとともに、日ごろから新聞・雑誌・書籍などに目を通し幅広い知識を蓄えておくことで、フリーとして独り立ちする道も開けます。
◆テープリライターになる為の勉強をするには
各専門学校によって異なりますが一般に、1.リライターとは何か 2.表記の仕方(用字用語の知識、符号・記号の知識など) 3.講演会・インタビュー・会議・座談会テープ等のリライト 4.見出しのつけ方 5.仕事のもらい方、などの内容を学びます。
◆専門学校問い合わせ先
Wセミナー
〒169-8670 東京都新宿区高田馬場2-16-3
TEL 03-3208-6640 http://www.w-seminar.co.jp/masscom
がくぶん総合教育センター
〒162-8717 東京都新宿区早稲田町5-4 かくぶんビル
TEL 0120-004-252 http://www.gakubun.co.jp/
テープリライターになる為のワンポイントアドバイス
一般に、テープから作成した原稿は、フロッピーディスクに入力して宅配便などで納品しますが、最近はデータをパソコン通信で送るケースも増えています。また、専門用語などを調べる際に、インターネットを上手に活用すれば、スピーディーに豊富な情報を入手することが可能となります。テープリライトの仕事をするうえでも、これからはある程度のパソコンスキルを身につけておいたほうが有利といえるでしょう。