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社会保険労務士の資格と仕事について

社会保険労務士の資格と仕事について
社会保険労務士の仕事概要
労働時間、雇用形態、能力評価など労働条件の見直しが迫られる今、社会保険労務士のニーズは非常に高まっています。プロになれば高い報酬が得られるだけに試験はハイレベルですが、努力するだけの価値がある、将来的にも有望な資格です。

社会保険労務士の仕事内容とは
社会保険労務士は中小企業の事業主などから依頼を受けて、労働環境の整備を図るためのさまざまな手続きを行う専門家です。具体的には、行政機関に提出する書類を作成、社内の帳簿書類の作成、社内の労務管理に関する相談業務などを主な仕事とします。こうした業務は、すべて労働基準法・労働者災害補償保険法・健康保険法・厚生年金保険法などの労働・社会保険関係の法令に基づいて行われます。

社会保険労務士の活躍の場は
経営の3要素は「人・物・お金」といわれますが、このうちもっとも大切なのは、なんといっても「人」です。労働環境が整備されてこそ社員は意欲をもって働くことができ、それが会社の発展へとつながっていくのです。長引く不況、社会環境の激変、厳しい労働条件のなかで雇用形態も大きく変化し、就業規則や賃金体系の見直しが図られているため、社会保険労務士が取り組むべき課題や仕事は増える一方です。また本格的な高齢社会を迎え、年金制度に対する関心が高まっていることから、社会保険労務士には年金アドバイザー的な要素も求められるようになってきました。かつては労務管理に関する業務を扱う労務管理士と、社会保険の手続きに関する業務を行う社会保険士とに分かれていましたが、この2つを一本化したのが社会保険労務士という職業なのです。それだけに活躍の場は広く、資格を取得しておけば一般企業にスペシャリストとして勤めるだけでなく、独立開業の可能性も高くなるといえるでしょう。

社会保険労務士は、こんな人に向いている
社会保険労務士の業務にかかわる法令は40種類以上にも及び、行政機関に提出する書類の作成や申請手続きはそれらの法令に基づいて行われます。煩雑な書類作成は根気のいる仕事で、正確さとスピーディさはこの仕事の基本要件ともいえるでしょう。また人事考課や給与システムの企画・立案という仕事もあるため、経営者と従業員の双方の立場を理解した公平な判断力が求められます。会社の総務を担当している人にとっては仕事に直結した資格であるため、総務のエキスパートとしてキャリアアップが図れます。独立開業する場合は、顧客を積極的に開拓していく行動力と適切なアドバイスを行う企画力が求められます。年金アドバイザーとして活躍する場合、複雑な年金制度や受給手続きをわかりやすく説明するコミュニケーション能力も欠かせません。

社会保険労務士の仕事に就くまでには
・大学の一般教養科目修了、または短大・高専を卒業
・労務管理・社会保険関係の実務に3年以上従事
         ↓
「社会保険労務士」試験を受験、合格
         ↓
・企業の労務管理関連部署で活躍
・社会保険労務士事務所に就職
・実務経験を積んで独立開業

就職・転職に備える社会保険労務士の受験データ
「社会保険労務士」
◆受験資格
1.大学の一般教養科目修了者、短大・高専の卒業者
2.行政事務に3年以上従事した公務員
3.行政書士の有資格者
4.司法試験1次試験または高等試験予備試験の合格者
5.会社・労組等の役員、従業員として労働社会保険諸法令に関する事務に3年以上従事した人
6.上記と同等以上の知識・能力を有すると認定された人など
◆試験内容
以下の科目について、択一式、選択式の筆記試験
1.労働基準法および労働安全衛生法 2.労働者災害補償保険法 3.雇用保険法 4.労働保険の保険料の徴収等に関する法律 5.健康保険法 6.厚生年金保険法 7.国民年金法 8.労務管理その他の労働および社会保険に関する一般常識
◆試験日  8月下旬
◆試験地  全国19都道府県
◆問い合わせ先
社会保険労務士試験センター
〒112-8504 東京都文京区小石川1-12-14 日本生命小石川ビル2F
TEL 0120-17-4864 http://www.sharosi-siken.or.jp

社会保険労務士になる為のワンポイントアドバイス
社会保険労務士の資格は出題範囲が広く、しかも択一式試験の8科目では、1科目でも正解率が40%に満たないと不合格になるという厳しさです。また、業務対象となる中堅・中小企業の数に比べ、開業者は不足気味の状況で、将来性バツグンの資格ですから大変人気が高くなっています。
合格するには不得意科目を克服し、過去の試験問題を徹底的に勉強しておくことが必要です。



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