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保育士の資格と仕事について

保育士の資格と仕事について
保育士の仕事概要
子どもの数が減ったとはいえ、保育の仕事は依然社会的ニーズが高く、働く場所も多様化しています。出産後も仕事を続ける女性が増えているため、ベビーシッター、自宅で子供を預かる家庭福祉員(保育ママ)として活躍する人も少なくありません。

保育士の仕事内容とは
最近では女性だけでなく、男性のあいだでも希望者が増えている「保育士」の仕事。以前は「保母」と呼ばれていましたが、1999年から男女共通の名称として定められました。保育士の仕事は、家庭の事情などで世話ができない親に代わって、食事や排泄などの日常生活や遊びを通して、子供たちが心身ともに健やかに成長できるように手助けをすること。0~17歳までの児童を対象とします。一般には保育所に勤務するケースが多く、スキンシップやマザリング(母性的保護)を絶えず心がけ、教育指導を行います。それ以外にもさまざまな職場がありますが、知的障害児施設や肢体不自由児施設などの児童福祉施設においては、扱う子供たちの体や心の障害をよい状態に導く大切な役割を担っています。資格は、厚生労働省指定の養成施設や短大・大学の保育士課程を卒業するか、各都道府県で実施される国家試験に合格すれば、取得できます。収入は、公立の場合、各自治体で異なりますが、地方公務員の給与規定に準じており、民間施設も同様のところが多いようです。

保育士の活躍の場は
公立・民間の保育所、乳児院、児童養護施設、知的障害児施設などの児童福祉施設がおもな活躍の場となります。最近では、ベビーホテル、企業内の保育所、デパートや映画館などの保育ルームに勤める、民間のベビーシッター会社に登録するなどのほか、自治体の認定を受けて自宅で0~2歳児を預かる家庭保育士(保育ママ)として働くケースも増えています。また、介護福祉士の資格もあわせて取得し、特別養護老人ホームで働く人もいます。長時間保育や夜間保育などのニーズが高まっているなか、パート勤務もできるので、家庭との両立も比較的楽でしょう。

保育士はこんな人に向いている
子供が好きで、扱いに慣れているのが第一条件。子供と一緒になって走り回ったり、遊んだりするので、健康で体力があり、明るい性格の人に向いています。母親の代理として子供の成長を助けるだけでなく、日常のしつけをすることも大切な仕事のひとつ。幼児期は人格形成においてもっとも重要な時期ですから、責任は重大です。優しく甘やかすだけでなく、時には厳しい態度で接することが必要です。試験では音楽や絵の能力も問われる選択分野がありますが、たとえ技術が優れていなくても、そうしたことが好きな人なら最適な仕事といえるでしょう。

保育士の仕事に就くまでには
高校卒業
    ↓
・大学児童教育学科(2年以上)などで62単位以上修得
・短大・高等専門学校を卒業
・児童福祉施設で実務(2年以上)を経験
    ↓
「保育士」の国家試験を受験、合格
    ↓
「保育士」の資格を取得
    ↓
・保育所、児童福祉施設などに就職
・ベビーシッター、家庭福祉員(保育ママ)などとして働く

就職・転職に備える保育士の受験データ
「保育士」
◆受験資格
1.大学に2年以上在学して62単位以上習得した人、または短大・高等専門学校卒業
2.高校を卒業し、児童福祉施設で2年以上、児童の保護に従事した人
3.児童福祉施設で5年以上、児童の保護に従事した人など
4.幼稚園教諭の免許を有する者は一部試験科目が免除
◆試験内容
筆記試験:1.社会福祉 2.児童福祉 3.発達心理学および精神保健 4.小児保健 5.小児栄養 6.保育原理 7.教育原理および養護原理 8.保育実習理論
実技試験:音楽、絵画制作、言語の3分野から、2分野を、受験者が選択する。
*筆記合格者のみが実技に進める。
◆試験日
年一回 全国統一問題・同日開催(筆記試験) 実技試験は10月中旬
◆問い合わせ先
各都道府県の保育士試験担当課

保育士になる為のワンポイントアドバイス
筆記試験は8教科について行われ、幅広い専門知識が要求されます。かなり難関ですが、不合格となっても翌年と翌々年は合格した科目については免除されるためコツコツと勉強を続けて合格を目指すことが出来ます。受験勉強は独学ではかなり難しいので、スクールの受験対策講座などを利用するとよいでしょう。


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